いつもありがとうございます。
No4.女性特有の疾患への対応について(ピル、HRT、子宮頸がん・HPVワクチン)
認定フェムテックシニアエキスパート講座 フェムケアコース⑥の続きで
ピルのお話
最近、話題になったピルの話だと
緊急避妊薬(アフターピル)の薬局での市販化で、
2025年10月に「ノルレボ」が承認され、2026年春頃から全国の薬局で、
処方箋なしで購入可能になる見込みであること
これはこれで望まない妊娠に
早急に対応できて良いのかなとも思うけど
今回は突発的なものではなく
日常的に服用する低用量ピルについて
どうしても「ピル=避妊薬」ってイメージも
少なからずあると思うんだけど、
決して避妊だけでなくて
月経痛の緩和、経血量の軽減、子宮内膜症の改善などなど
困ってる人にとっては頼りになるパートナー的な存在で
知っている人は上手に使ってたりするお薬なんです!
そもそもピルって何?って感じだと思うから
ざっくりいうと
エストロゲンとプロゲステロンっていう女性ホルモンの合剤
ホルモンの話をここでするとまた長くなってしまいそうなので
簡単に自分から出る女性ホルモンで月経が起きたりするんだけど
その女性ホルモンのバランスをピルで調整する感じなのが
低用量ピルってお薬です
そんでもって
低用量ピルにも成分はほぼ一緒なんだけど呼び方が2種類あって
1つ目はOC(オーシー)って言って、主に避妊目的の自費診療
2つ目はLEP(レップ)って言って、主に月経困難症の治療目的で保険診療
どちらも効果は一緒だけど、利用目的に応じて処方が異なったりします。
ピルを飲むことで月経時の出血や排卵を抑えられる効果があって
主にエストロゲンの含有量で超低用量、低用量、中用量の種類だったり
保険適用になるならないがあったりします。
ちなみに中用量は血栓症や吐き気などの副作用が大きいみたいです。
OC/LEPの効果としては
月経痛の緩和、経血量の軽減、子宮内膜症の改善 → 保険適用
PMSやPMDDの改善、月経不順の改善、肌荒れ・ニキビの改善、避妊 → 保険適用外
って感じで
相談内容によって保険適用になるかはお医者さん次第
聞きなれない用語もたくさんあると思うんだけど、
何か当てはまるものがありそうだったら
お医者さんへ相談も選択肢の一つとして持っていても
損ではないんじゃないかな?と思ったりします。
知らないで「しょうがない」で諦めるんじゃなくて
自分で知って「選択できる」がピルだけに限らず
人生において大事なことだと思うので
この記事でピルが少し身近な存在になってくれたら
それだけで価値があると思ってます。
少し話が逸れましたが
実際にどうしたらいいかというと
まずは産婦人科に受診(ここが一番ハードル高いよね)
受診すると
一般的な問診、OC/LEPの適応があるかの判断、
月経困難症などの器質的な疾患がないかの検査、OC/LEPの問診、
血圧・体重測定なんかが待ってるみたいで、
すぐお薬出してよって思う人もいると思うけど
副作用で血栓症なんかがあって、それに該当しないか
お医者さんも慎重に判断されるみたいです。
飲み始めると初期に不正出血なんかがみられて
1日1回1錠 同じ時間に内服ってのが原則みたい
自己判断で途中で服用を辞めたり、飲むのをスキップしたりは
しないでねと講師の人も言ってました。
あと、不安に思ったら、すぐに受診できなくても
処方してもらった病院などに電話でもいいから
不安に思ったときに相談するのもありです!
OC/LEPの副作用としては
不正性器出血、悪心(吐き気)、頭痛、乳房緊満、血栓症
服用3か月以内の副作用出現率が高い、だいたい1か月目で出てくるみたい
OC/LEPの投与が難しい場合は
プロゲスチン製剤、・IUS、・IUD、・漢方薬、・症状に対する治療法(鎮痛剤など)
一番身近なのは鎮静剤だし、漢方なんかも嫌でなければ良い選択肢かなと思います。
だいぶ長くなってしまいましたが
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
皆さんにとって少しでもお役に立てたら幸いです!
次回は更年期とHPVをご紹介したいと思います。
認定フェムテックシニアエキスパート講座 フェムケアコース⑧で
つらつらと書きますので
次回もぜひ読んでくれたら嬉しいです!
